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よい家づくりは
トータルコストで考える

よい家づくりは
トータルコストで考える

よい家づくりをするにはトータルで資金を考える必要があります。もし安く家を建てたとしても、後にお金がかかるのであればトータルではたくさんのお金を支払うことになります。高気密高断熱に優れ、毎月の光熱費が安く、メンテナンスにお金がかからない家であれば、長い目で見た時に経済的です。

ライフプランだけではなく
マネープランも大切

今の世の中、終身雇用という制度が失われてきています。ライフプランは不確定要素が多く、その通りに行かないのも現状です。大まかなお金の流れを知るのは大切ですが、自分の将来の事を考える事も大切です。家づくりをするにあたり自分の将来を考える、いいきっかけにも繋がります。
目先の損得に惑わされることなく、広い視点を持って計画を考える事が必要です。

光熱費の違いとプランニング

高気密高断熱住宅は、光熱費削減、健康にいいとお話してきましたが、それを形にするためにプランニングの考え方も大切です。予算が限られている中で、最善の家づくりを考えるときは本当にこのスペースが必要かを真剣に考える必要があります。それはなぜかと言うと、家の大きさを意識するあまりランニングコストや光熱費削減からかけ離れていくからです。

例えば、同じ家の大きさでも間取りが変わると外壁の大きさが変わります。
これによって、外壁工事の負担増につながります。

外壁面積を考えたプランニング

外壁面積が大きいと、「光熱費」と「施工費」そして「維持費」が割高になってしまいます。

外壁は、太陽から降り注ぐ紫外線や雨風、冬の極寒や夏の炎天下など、自然の驚異に常にさらされ続けます。外壁の面積が大きいほど、室内の温度や湿度は外気の影響を大きく受けることになります。そのため、外壁面積が大きい家ほどに、冬の寒さや夏の暑さの影響で光熱費が高くついてしまうのです。よってシンプルで効率の良い四角の家を推奨します。

また、やってはいけないのは性能を下げて間取りを優先する方法です。これでは毎月の光熱費が上がり、家の中にいても室内の気温にムラが出てしまします。何十年と住む家です。年間を通じて本当に生活空間として過ごす場所を優先してプランニングする事がクジラテラスでの設計の基本です。